食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04430560164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、「ヒトの尿の測定によるマイコトキシンの食事からの摂取量の推定:腎臓のマイコトキシンの排出量推定のためのトキシコキネティックモデルの活用」と題する報告書を発表 |
資料日付 | 2016年2月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は2月29日、「ヒトの尿の測定によるマイコトキシンの食事からの摂取量の推定:腎臓のマイコトキシンの排出量推定のためのトキシコキネティックモデルの活用」と題する報告書を発表した。 種子、ナッツ、果物などで増殖するカビは食品を汚染する毒素を産生することがある。この毒素をマイコトキシンと呼ぶ。食品には低濃度で存在するので一般にはヒトの健康にリスクはない。しかし食品摂取によってヒトがマイコトキシンにどのくらいばく露されるのか調査することは重要である。マイコトキシンの摂取量を知るため全ての関連ある食品を測定することは多くの時間を必要とするが、尿中でのマイコトキシン測定も可能である。 RIVMの研究により、尿の測定によってマイコトキシンの食事からの摂取を推定するために必要な条件を示した。種々のマイコトキシンの間で腎臓中への排出速度は異なり、この速度によって尿を採取する方法及び頻度が決定される。 本研究では腎臓での排出速度が大きく異なる2種のマイコトキシンに注目した。そのうちの1種(デオキシニバレノール:DON)は急速に、即ち24時間以内に尿中へ排出される。従ってDONの摂取後24時間に排出される尿を採取する必要がある。尿の測定に先立って摂取者がDONに何時間ばく露されたのかは重要ではない。 もう一種のマイコトキシン(オクラオキシンA:OTA)はゆっくり、即ち数か月かけて尿中に排出される。従って摂取者が短期間(数日又は数週間)OTAを摂取した場合、尿中の濃度測定は無意味である。数か月間毎日OTAを摂取した場合は尿中濃度測定が有効である。この場合、尿の採取方法はDONほど重要ではない。尿は24時間又は朝採取することができる。 報告書(英語、42ページ)のURLは下記の通り: http://www.rivm.nl/dsresource?objectid=rivmp:305911&type=org&disposition=inline&ns_nc=1 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2016/februari/Estimation_of_the_dietary_intake_of_mycotoxins_by_means_of_measurements_in_human_urine_The_application_of_toxicokinetic_models_for_the_estimation_of_renal_mycotoxin_excretion |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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