食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04410400208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、常温保存されている卵の安全について懸念を報じたメディアに対する回答を公表
資料日付 2016年1月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は1月11日、スーパーマーケットで常温保存されている卵の安全について懸念を報じたメディアの問題提起に対する回答を公表した。概要は以下のとおり。
 小売段階において、全卵に冷蔵保存を必要とする食品安全上の理由はない。しかし、小売業者は、独自の理由で卵を冷蔵することがある(例:卵黄の硬さ等の品質保持、損傷を減らす)。
 FSANZは2011年に豪州における卵の生産と加工に関して完全なリスク評価を行った。
 卵の殻、膜及び卵白は、卵の内部の食中毒菌汚染を防ぐよう設計されたバリアを形成している。しかし、卵殻上の細菌が卵の内容物と接触したり、卵を扱った人の手から加熱調理しない食品へサルモネラ属菌が移行すると、問題が生じる可能性がある。
 生卵マヨネーズのような生卵製品は、高リスクがあるとみなされ、冷蔵を必要とする。卵が割れている場合に病原体が液卵を汚染する可能性がある為である。ひび割れた卵や汚れた卵は、豪州で販売できず、食品基準コードで禁止されている。
 食中毒リスクを最小限にするヒント:
・喫食前に加熱調理しない生卵を原材料として含む料理は、小児(small children)、妊婦、高齢者及び免疫不全症の人々に出さない。
・目に見える亀裂がないか確認。あれば、廃棄するか、完全に加熱調理する。
・卵の殻を卵液に落としてしまったら、汚染の可能性があるので完全に加熱調理する必要がある。
・食品を扱う前、及び卵を扱った後に、石けん及び流水で手を洗い、完全に乾かす、等。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/media/Pages/Statement-on-egg-food-safety-.aspx
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