食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04400330450
タイトル Eurosurveillance:「2011~2013年にベルギーのヒト及び豚から分離されたMycobacterium avium subsp. hominissuisの遺伝子型別及び株分布」
資料日付 2016年1月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 21
, Issue 3
, 21 January 2016)に掲載された論文「2011~2013年にベルギーのヒト及び豚から分離されたMycobacterium avium subsp. hominissuisの遺伝子型別及び株分布(Genotyping and strain distribution of Mycobacterium avium subspecies hominissuis isolated from humans and pigs in Belgium
, 2011?2013)、著者C Vluggen(Scientific Institute of Public Health (WIV-ISP)
, ベルギー)ら」の概要は以下のとおり。
 Mycobacterium aviumはヒト及びブタの双方にとって健康懸念がある。これらの亜種の特性分析はこの病原体の疫学の理解及び管理を進める上で重要な段階である。92のヒトM.avium株が後ろ向き調査のために抽出された。
 rpoBシーケシング法及びIS1245/IS901分析法による亜種決定によって、ベルギーのヒトM.avium株の98.9%が亜種hominissuis(MAH)に属することが示された。これらのMAH株の一部は特定のIS1245/IS901プロファイルを示した(IS1245の欠損、ISMar6の存在によって引き起こされた偽IS901検出)。更に、ベルギーのリンパ節炎のブタの顎下腺リンパ節から分離された54MAH株が当該研究に加えられた。ヒト及びブタ分離株の遺伝子型別がマルチスペーサーシーケンス型別法(MST)によってなされた。
 全部で49の異なるMST型がブタ(n=11)及びヒト(n=43)からのMA分離株で特定され、双方の宿主で共通するものは5株のみであった。これらのMST型で34の型が新たに同定された。
 今回の結果はMAH分離株における豊富な遺伝的多様性を示すものである。いくつかの遺伝子型はヒト又はブタで保有率が高くなっていたが、MST型とヒトやブタ分離株のそれぞれの起源の住居又は農場の場所との関連性は観察されず、感染源が環境であることが示唆された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21354
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