食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04400100149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価51改訂2(FGE.51Rev2):脂環式ケトン類、第二級アルコール類及び類似エステル類の検討結果を公表
資料日付 2016年1月12日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月12日、香料グループ評価51改訂2(FGE.51Rev2):香料グループ評価09改訂6(FGE.09Rev6)における、脂環式ケトン類、第二級アルコール類及び類似エステル類と構造的に関連する、第59回国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)で評価された脂環式ケトン類、第二級アルコール類及び類似エステル類の検討結果を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は2000年以来、JECFAから香料物質の評価及び委員会規則(EC)No1565/2000)に従い、さらなる評価が必要かどうかを決めることを要請された。
 これらの香料物質は、構造活性相関、現在の用途からの摂取量、毒性学的懸念の閾値及び代謝と毒性に関する入手可能なデータに関する情報を統合する段階的な手法によって評価された。
 今回の検討は、JECFAの2002年の第59回及び2004年の第63回会議で評価された24種類の脂環式ケトン類、第二級アルコール類及び類似エステル類に対する懸念である。今回の改訂は、以前の改訂意見書に比べ、遺伝毒性の懸念が取り除かれ、追加する4種類の香料物質(FL-no: 07.033
, 07.094
, 07.112及び07.140)を包含するためである。
 CEFパネルは、23種類の香料物質(FL-no: 02.209
, 07.034
, 07.035
, 07.045
, 07.094
, 07.095
, 07.098
, 07.112
, 07.126
, 07.129
, 07.140
, 07.148
, 07.149
, 07.172
, 07.179
, 07.180
, 07.257
, 09.027
, 09.140
, 09.160
, 09.230
, 09.464及び09.930)が、MSDI法(訳注:香料の年間生産量から摂取量を推定する手法)を基に推定した食事摂取量において安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
 しかしながら、より精緻化したばく露評価を必要とする香料物質の特定及び評価をまとめ上げるため、全ての香料物質の使用レベルが、改変型理論追加最大一日摂取量(mTAMDI)を算出するのに必要である。2種類の香料物質(FL-no: 07.094及び07.112)についての水及びエタノールに対する溶解度のデータが欠けている。1種類の香料物質(FL-no: 07.033)についての化学的同一性(chemical identity)が明らかにされていない。従って、CEFパネルは、当該物質のJECFAの評価を検討できず、当該物質の化学的同一性に関するデータが提出されなければならない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4338
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