食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04390840475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、鳥インフルエンザのリスクに関する意見書を発表
資料日付 2015年12月14日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は12月14日、鳥インフルエンザのリスクに関する意見書を発表した(18ページ)。
 ANSESは11月27日、食品総局及び保健総局から、鳥インフルエンザのリスクに関する科学的鑑定を実施するよう諮問を受けた。
 ANSESのインフルエンザ国立リファレンス研究所(LNR)は、ドルドーニュ地方にある養鶏場で32羽の雌鶏とひな鶏の中から高病原性鳥インフルエンザH5N1株を確認した。1例目の発見以降複数箇所での発生がLNRによって確認された。複数の鳥類(鴨、雌鶏、ホロホロチョウ、ガチョウ)、複数のウイルス亜型(H5N1、H5N2、H5N9)が関連している。
 生及び火を通した家きんの肉、卵、加工食品の摂取、鳥インフルエンザウイルスに汚染された水の摂取、鳥インフルエンザウイルスに汚染された水に汚染された食品の摂取によるばく露リスクに関する回答は下記のとおり。
 ヒトへの感染の可能性が確認されたにも拘わらず、アジアにおける家きんの血液及び生の内臓の摂取に関連するいくつかの稀な疑い例の他に、アジアでの食品又は水の摂取によるH5N1のヒトへの感染は確認されていない。アジアのH5N1ウイルスに感染した家きんの食品の摂取によるヒトへのリスク評価に関するAfssa(ANSESの前身)の2005年の意見書で、摂取者へのリスクはない又は無視できる程度と評価した。(極めて特殊な喫食形態によるこれらの稀な症例については無視できる程度と評価した)
 ドルドーニュ地方で確認されたH5N1ウイルスに関する生物分子学的検査結果から、消費者のリスクはアジアより低いことが確認できた。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/SANT2015sa0241.pdf
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