食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04360710482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、一般向けの月刊ニュースレター「Food Safety Focus」2015年10月号を発行
資料日付 2015年10月21日
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概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは10月21日、中国語・英語併記による月刊ニュースレター「Food Safety Focus」の10月号(第111号、PDF版4ページ)を発行した。
1. 注目の出来事:オンライン購入(オンラインショッピング)と食品安全
2. 食品安全プラットフォーム:再び油脂について-品質と安全
3. 食品事故ハイライト
(1)黒糖中のアクリルアミド
 台湾において、一部の黒糖製品にヒトに対しておそらく発がん性があるとされるアクリルアミドが含まれているとの報道があった。一部製品の含有量(1
,000μg/kgを上回る)はベーカリー製品や揚げた食品と大差なかった。食品を高温(一般的に120℃以上)で加熱すると、遊離アスパラギンと還元糖(特にぶどう糖及び果糖)が反応し、アクリルアミドが生成される。黒糖は新鮮なサトウキビの汁を繰り返し煮詰めて製造される。サトウキビの汁中にはアスパラギンと還元糖が天然に含まれることから、両者が一緒に加熱されるとアクリルアミドが生成される。
 フライドポテト、ポテトチップス、ビスケット、朝食用シリアルといった高温調理される食品の多くや油で炒めた(揚げた)野菜の一部はアクリルアミド含有量が比較的多い(数百~数千μg/kg)。推計では、香港の成人におけるアクリルアミドの総摂取量のうち、香港に流通する黒糖(アクリルアミド含有量は28~860μg/kg)の寄与率はわずか1%にも満たないが、油で炒めた(揚げた)野菜(フライドポテト等)の寄与率は52%である。このことから黒糖は我々にとって食事由来のアクリルアミドの主な摂取源ではないことが分かる。
 黒糖は白糖よりも健康であると考え、飲み物や液体のデザートを作る際に好んで黒砂糖を使う人もいる。食物安全センターは糖分の摂りすぎは肥満や虫歯を招くため、遊離糖(黒砂糖を含む)の摂取を減らすよう消費者に助言する。
(2)マラカイトグリーンと魚類
4. リスクコミュニケーション関連業務の概要
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/FSF111_2015_10_21.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
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