食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04360440507
タイトル スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)、国際がん研究機関(IARC)がレッドミート及び加工肉の摂取と発がんを関連付ける研究を公表した件について意見を公表
資料日付 2015年10月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)は10月26日、国際がん研究機関(IARC)がレッドミート及び加工肉の摂取と発がんを関連付ける研究を公表した件について意見を公表した。
 AECOSANは肉の喫食について、現存の栄養指針等に収載されている、「継続した肉の過剰な摂取は健康問題に関与することから、一週間に2回を超えない適度な喫食をしなければならない」という、現在の公衆衛生に関する勧告を維持することを勧める。世界保健機関(WHO)のIARCによる、レッドミート及び加工肉と発がんを関連付ける研究のプレスリリースを経て、AECOSANは本姿勢を維持する。
 当該研究報告書の手法は、既存の科学文献及び公表論文を評価する学際研究によるものである。リスクを明確化する科学的試験は行っていない。「モノグラフ」はハザードを特定するための一つのプログラムであり、リスクを評価するものではない。これは、作用物質への実際のばく露とその発がん性の関連性が考慮されていないことを意味する。
 実際のリスクを評価することが必要であるため、欧州食品安全機関(EFSA)などの欧州連合(EU)のリスク評価機関の報告書が待たれる。それらの見解は、EU加盟国が当該リスクに対して適切な措置をとり、また、当該食品の喫食に由来するリスク及び便益を分析し、当該評価に応じた勧告を発信することに役立つ。
 またAECOSANは、変化に富み、適度でバランスの取れた食事の便益を心に留めることを勧める。果実、野菜、オリーブオイル、豆、魚などに富み、限られた肉の喫食の地中海料理などの食事の便益は、科学的に証明されており、スペインの栄養勧告はこれらに基づくものである。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)
情報源(報道) スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)
URL http://aesan.msssi.gob.es/AESAN/web/notas_prensa/AECOSAN_carne.shtml
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