食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04360250520 |
タイトル | 英国動植物衛生庁(APHA)、家畜生産におけるサルモネラ属菌に関する報告書(2014年)を公表 |
資料日付 | 2015年10月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国動植物衛生庁(APHA)は10月16日、グレート・ブリテン(GB)の家畜生産におけるサルモネラ属菌に関する報告書(2014年)を公表した。概要は以下のとおり。 1.第1章:家畜及びヒトにおけるサルモネラ属菌の概要 1)2014年には、サルモネラ属菌の分離株は2 ,263株で、2013年の2 ,983株と比べて、24.1%の減少であった。1989年の人獣共通感染症に関する命令に基づく分離株は2 ,052株(鶏から721株、牛から465株、あひるから321株、七面鳥から193株、豚から159株など)に加え、任意報告によるものが211株であった。 2)2014年の調査結果では、Defraに報告のあったサルモネラ属菌分離株のうち、家畜での臨床疾患の集団発生の原因となったのはわずかな割合でしかなく(前年同様29.8%)、ヒトの臨床疾患に由来するサルモネラ属菌のデータとは対照的であった。 3)国内管理計画(NCP)に基づき義務付けられたサーベイランスの結果、分離株のほとんどが、鶏及び七面鳥の群から分離されていた(それぞれ95.7%及び86.0%)。NCP導入前の数年間では、任意調査において鶏及び七面鳥から分離された。 4)牛、めん羊、豚及び家きんからのS.Typhimuriumの分離株は111株で、2013年の102株と比べ8.8%増加した。主に、豚からの分離株が72.1%増加したことに起因する。 Salmonella 4 ,5 ,12:i:-及びSalmonella 4 ,12:i:-単相株の分離株も、2013年と比べ、それぞれ20.3%及び12.5%増加した。これは、主に豚及び家きんからの分離株の増加に起因する。 5)鶏では、NCP及び任意調査によるデータによれば、サルモネラ属菌の分離株は、2013年と比べて40.7%低減した。 6)分離株が多かった血清型は、S.Mbandaka(139分離株、鶏からの総分離株の19.3%)、S.Senftenberg(107分離株、同14.8%)、Salmonella 12 ,23:i:-(107分離株、同14.8%)、S.Kedougou(91分離株、同12.6%)、S.Montevideo(85株、同11.8%)であった。 S. Typhimuriumの分離株は、2株のみであった(2013年は15株)。S.Enteritidis、Salmonella 4 ,5 ,12:i:-及びSalmonella 4 ,12:i:-の分離株は、引き続きほとんど変化がなかった。 7)種鶏、採卵鶏、ブロイラーでのサルモネラ属菌国家管理計画に関するデータは第6章にあり、管理血清型の推定保菌率はEU目標の数値よりかなり低い値となった:種鶏(目標1% 実施0.17%)、採卵鶏(目標2% 実施0.05%)、ブロイラー(目標1% 実施0.03%)。 8)飼料では、検査でサルモネラ属菌陽性であった割合は0.07%で、2013年の1.2%より低かった。 「第1章:家畜及びヒトにおけるサルモネラ属菌の概要」(18ページ)は以下のURLから入手可能。 https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/468404/pub-salm14-chp1.pdf 「第6章:鶏におけるサルモネラ属菌に関する報告書」(26ページ)は以下のURLから入手可能。 https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/468412/pub-salm14-chp6.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国動植物衛生庁(APHA) |
情報源(報道) | 英国動植物衛生庁(APHA) |
URL | https://www.gov.uk/government/statistics/salmonella-in-livestock-production-in-great-britain-2014 |
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