食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04310200208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、カフェインに関して情報提供
資料日付 2015年8月7日
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分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は8月7日、ツイッターにてコーヒー1杯に含まれるカフェインの量に関して情報提供した。カフェインに関するファクトシート(2014年10月)の概要は以下のとおり。
 カフェインは、コーヒー、紅茶及びココア等の食品中に天然に存在し、軽度の刺激剤として安全な長い喫食歴がある。コーラ等のソフトドリンクやエナジードリンク等のカフェイン添加製品も入手可能である。
1.カフェイン含有量
・ドリップコーヒー:60~120 mg/250 mLカップ
・エナジードリンク:80 mg/250 mL缶
・インスタントコーヒー(ティースプーン1杯/カップ):60~80 mg/250 mLカップ
・紅茶:10~50 mg/250 mLカップ
・コカコーラ:48.75 mg/375 mL缶
・ミルクチョコレート:20 mg/100 gバー
2.カフェインの上限摂取量
 現行では許容一日摂取量(ADI)等の健康に基づいた公認の指針値はない。しかしFSANZは、2000年に入手可能な文献を分析し、小児においてカフェイン約3mg/kg体重/日の用量で懸念が増大するエビデンスがあると結論付けた。懸念の生じるカフェインの摂取量は、5~12歳の小児で95 mg/日(コーラ約2缶)、成人で約210 mg/日(インスタントコーヒー約3杯)である。
 「食事中カフェインの安全面」(全92ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.foodstandards.gov.au/publications/Documents/safety%20aspects%20of%20dietary%20caffeine.pdf
3.カフェインの規制
 食品基準コードにおいて、コーラ等のソフトドリンクやエナジードリンクに添加するカフェインの量が制限されている。カフェイン添加食品はまた、カフェイン含有食品である旨をラベルに表示しなければならない。
 コーラ等の飲料においては、飲料中の総カフェイン含有量が摂取する際に145 mg/kgを超えてはならない。エナジードリンクについては食品基準コードの基準2.6.4で規制されており、製品中のカフェイン及び他の物質の最大許容レベル(カフェインの最大含有量:320 mg/L)が設定されている。
4.政府の施策
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/consumer/generalissues/Pages/Caffeine.aspx
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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