食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04300210149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中の化学物質のリスク評価及び食品接触材料中に使用する化学物質の安全性評価に影響する可能性における、最近の進展に関する科学的意見書原案を示し、これに対する意見公募を公表
資料日付 2015年7月7日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月7日、食品中の化学物質のリスク評価及び食品接触材料中に使用する化学物質の安全性評価に影響する可能性における、最近の進展に関する科学的意見書原案を示し、これに対する意見公募を公表した。概要は以下のとおり。
 今回の科学的意見書原案は、食品中の化学物質の安全性評価及び食品接触材料(FCM)のEFSAの評価に影響する可能性のある、最近の進展を解説しており、指針書(a guidance document)としては意図していない。今回の科学的意見書原案は、意見公募と共に、リスク管理に関与する可能性のあるリスク管理者による検討のための科学的基礎を欧州委員会(EC)に提供する。
 今回の再検討の1つの主な分野は、摂食由来のばく露量の推定である。3種類の食品摂取分類を設定する。それらは、現在の食品科学委員会(SCF)の初期値である、体重60kgの成人が1日に1kgの食品を摂取する値から算出された17g/kg体重/日よりも、およそ9倍、5倍及び1.2倍多い値で、それらの値を使用することで、より高いレベルでの保護を提供できるであろう。摂取量が少ない場合には、特別なばく露シナリオを使用する可能性もある。
 この科学的意見書では、SCFによって推奨された段階的アプローチを更新した。FCM中に使用する化学物質の安全性評価には、たとえ移行によるばく露が低くても、遺伝毒性試験が常に要請される。
 更に、追加の毒性データの要請の際、ヒトのばく露量に2つの値、即ち1.5μg/kg体重/日及び80μg/kg体重/日を入力値として提案する。
 移行物質の特定及び評価に関する、何年にも渡って得た経験は、最終の材料及び品目に的を絞る必要性を示している。不純物、反応生成物及び分解物といった意図せざる物質(non-intentionally added substances:NIAS)の混入を考慮すると、化学物質の認可に使用されてきた同様なアプローチが、原則として、それら化学物質の毒性学的評価に適用できる。しかしながら、NIASの優先順位設定及び毒性学的評価によっては、実際には試験しない方法(non-testing methods)も考慮する可能性がある。
 意見公募の締め切りは、2015年10月7日である。
 この件に関する報道発表は、以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/150707.htm
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/150707.pdf
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