食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04170500160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、市販鶏肉のカンピロバクター汚染状況の調査結果を公表 |
資料日付 | 2014年11月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は11月27日、英国で販売されている鶏肉のカンピロバクター汚染の状況に関する調査結果を公表した。概要は以下のとおり。 今回公表されたのは、年間を通して行われる生鮮鶏肉のカンピロバクター汚染に関する調査の、今年第2四半期までの結果である。 以下のような結果であった。 ・検査した鶏肉の18%が、最大汚染レベル1 ,000CFU(訳注:コロニー形成単位)/gを超えて汚染されていた。 ・70%の鶏肉から、カンピロバクターが検出された。 ・検査した鶏肉包装の外側の6%からカンピロバクターが検出され、1 ,000CFU/g超の最大汚染レベルで検出されたのは1検体のみであった。 現時点で、丸ごとの生鮮冷蔵鶏肉の検体、合計1 ,995点について検査が行われ、それらの大部分は包装についても検査が行われた。販売店間で汚染率にばらつきが見られるが、最終製品におけるカンピロバクター低減目標をクリアした検体はなかった。 全般的に、第2四半期は第1四半期よりも汚染が増加した。これは、第2四半期では夏季に検体収集が行われ、気候が温暖になるにつれてカンピロバクターが多く見られたことによると考えられる。 2014年2月~2015年2月に行われるこの調査では、英国の大型販売施設及び小規模小売店・精肉店で販売される丸ごとの鶏肉、4 ,000検体について検査する。 カンピロバクターは完全に加熱調理することにより死滅するが、英国で最多の食中毒原因菌であり、年間28万人が感染していると推定される。その大部分において、家きん肉が汚染源である。 FSAの政策責任者は、「調査のまだ半分しか終了していない時点でこのような結果となり、カンピロバクター感染からの消費者保護への道のりは遠いと言える」と述べた。 「英国で販売される英国産の丸ごとの生鮮鶏肉の冷蔵品中のカンピロバクターに関する微生物学調査:第1四半期及び第2四半期中間報告書」(5ページ)は、以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/sites/default/files/campylobacter-survey-q2-report.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2014/13251/campylobacter-survey |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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