食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04160270482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、「生又は軽く調理した鶏卵を含む食品におけるサルモネラ属菌の状況」を公表
資料日付 2014年11月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは11月17日、「生又は軽く調理した鶏卵を含む食品におけるサルモネラ属菌の状況」を公表した。
 サルモネラ属菌は香港でよく見られる、食中毒を引き起こす病原菌の一つである。衛生署の資料によると、過去4年間のサルモネラ症の確定診断事例のうち、4割以上が卵及び卵製品と関連があった。食品が十分に加熱されていないこと又は食品の生食がこれらの食中毒事例を引き起こす主要な原因と疑われている。香港の市場において生又は軽く調理された鶏卵を含む食品がサルモネラ属菌に汚染されているかもしれないという状況を詳しく調査するため、同センターは消費者委員会と合同で関連食品を対象にサルモネラ属菌の検査を行った。
1. 背景(省略)
2. 研究
 センターは2014年6月から7月まで異なる小売店から卵を含有するReady to eat食品を100検体購入した。検体は衛生署衛生防護センター公共衛生化学検査サービス処に送付され、サルモネラ属菌の検査が行われた。
 今回の研究では、サルモネラ属菌を含む検体は確認されなかった。検体の数に限りがあり、検体が特定の種類の食品に集中していた等の制限があったことが原因かもしれない。十分に加熱されていない卵又は卵製品、生卵を加えた食品はいずれも外国や香港で発生する食中毒事例と関係している。鶏卵は食事において重要でかつ比較的よく食べられる。市民が十分に加熱されていない卵又は卵製品、生卵を加えた食品をよく食べるのであれば、サルモネラ属菌に感染するリスクは比較的高くなる。よって、業界及び市民は今回の検査結果をもってリスクを軽視すべきではない。食品の安全を確保するため、業界及び市民は良好な個人衛生を常に保ち、食品の衛生に注意しなければならない。
3. 消費者への助言(省略)
4. 業界への助言(省略)
5. その他の資料
 消費者委員会が発行する月刊誌(第457号)に関連文書が掲載されている。
http://www.cfs.gov.hk/tc_chi/programme/programme_rafs/programme_rafs_fm_01_22_CHOICE_457.html
 プレスリリースの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/programme/programme_rafs/programme_rafs_fm_01_22.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/programme/programme_rafs/programme_rafs_fm_01_22.html
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