食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04000090328
タイトル 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、マーガリン類並びに乳及び乳製品規則中の強化マーガリンの要件を削除することに関する意見募集の結果を公表
資料日付 2014年3月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は3月7日、マーガリン類(spreadable fats)並びに乳及び乳製品規則2008の規則4(強化マーガリン)の義務要件を削除することに関する意見募集の結果を公表した。概要は以下のとおり。
 協議対応の要約
・政府は、「行政上の手続きを省略する試み」の一環として、事業者らにより否定的に考えられている規則の数を低減しようとしている。その一環として、DEFRAは、マーガリン類(市場規格)並びに乳及び乳製品(指定の保護)(イングランド)規則2008の改正を提案した。当該規則2008の中の規則4は、マーガリンへのビタミンA及びDによる強化を義務付けている。規則4は、EUの要求を上回っており、いわゆる「金めっき」である。本提案は、規則4を削除することによって当該要件を除くことであった。
・意見募集は2013年8月7日に締め切られた。1件の意見が寄せられ、その意見は、マーガリン類へのビタミンDによる強化が中止されればビタミンD摂取が低減するとし、それに伴う国民のビタミンD欠乏症の増大を懸念していた。また、この義務要件の削除によりマーガリンの魅力が低減し、消費者が健康面で劣る非強化のマーガリンを購入することにつながる恐れも懸念していた。
 考察と結論
・この意見は考慮された。英国では、法的にマーガリンとされるファットスプレッドは少数の小規模生産者が生産しているだけである。したがって、イングランドで製造されるファットスプレッド類のほとんどはこの強化義務要件を満たす必要はない。しかし、生産者は自主的に強化している。この義務要件が削除されても、ビタミンA及びDによる再強化/代替は食品業界の標準となるであろう。この義務要件の削除により健康への懸念が増大するとの有意な証拠も提出されなかった。
・これらを踏まえ、この義務要件は削除されたが今後もビタミンD及びA非強化のマーガリンを販売しても違反とはならない。今回の決定は規則撤廃及び規則のあり方の簡素化への動きである。
 この改正は2013年12月1日に発効した。
 この意見募集の概要(2ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/287673/margarine-fortification-sum-resp-201403.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
情報源(報道) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
URL https://www.gov.uk/government/consultations/spreadable-fats-and-milk-and-milk-products
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