食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03990550294
タイトル 世界保健機関(WHO)、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスによる感染者情報を更新(2月25日付)
資料日付 2014年2月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスによる2月25日現在の感染者情報を更新した。概要は以下のとおり。
【発生状況】
 2003年以降2014年2月25日までに、15か国から計658人のA(H5N1)ウイルス感染確定症例の届出があり、このうち388人が死亡している。前回(1月24日)の更新以降、新たに確定患者8人の届出がカンボジア(5人)、中国(2人)及びベトナム(1人)からあった。
 カンボジアでは5人の確定症例のほかにほぼ確実例(probable case)も1人いて、6人とも小児だった。8歳の男児と2歳の妹がともに死亡したが、妹だけ検体採取を行っていなかったためほぼ確実例とされる。この兄妹との接触者の追跡調査中に、新たに4歳男児の感染が見つかった。これら3人が住んでいた村では1月半ばにかなりの数の家きんが死んだとされ、病鳥・死鳥との直接接触が3人の共通感染源とみられる。この3人以前にも5歳男児が同じ村で感染しているが、やはり発病前に近隣で家きんが死ぬ事案があった。残りの2人は別々の地域に住む10歳と11歳の女児で、ともに軽症で完全に回復したが、この2人の場合も発病前に近隣で家きんが死んでいる。
 中国の2人は75歳男性(広東省)と5歳女児(湖南省)で、男性は重い肺炎を発症したが女児は完全に回復した。ベトナムの1人は60歳女性で死亡症例となった。発病前にあひるを自分で処理して摂取したほか、身内の家で家きんが死ぬ事案があった。
【鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスに係る全般的公衆衛生リスク評価】
 インフルエンザウイルスが家きんに循環している状況下では、特に家で飼っている家きんが感染している場合、接触したヒトでの散発的な感染や小規模クラスターでの感染が常に生じ得る。とは言え現在のところ、A(H5N1)ウイルスはヒト間では容易に伝播しないとみられるため、共同体レベルでの拡散リスクは依然低い。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_25Feburary14.pdf?ua=1
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