食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03990120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)は、香料グループ評価77改訂1(FGE.77Rev1):ピリジン、ピロール及びキノリン誘導体の考察に関する科学的意見書を公表
資料日付 2014年2月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月19日、香料グループ評価77改訂1(FGE.77Rev1)すなわち2013年にEFSAの香料グループ評価24改訂2(FGE.24Rev2)で評価したピリジン、ピロール及びキノリン誘導体と構造的に関連する、JECFAの第63回会議で評価されたピリジン、ピロール及びキノリン誘導体の考察に関する科学的意見書を公表した。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、2000年以降に国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって行われた香料物質の評価を再検討し、委員会規則(EC)No1565/2000に従って更なる評価が必要かどうかを決めることを要請された。
 今回検討するのはJECFAの第63回会議で評価された22種類のピリジン、ピロール及びキノリン誘導体の現在の懸念について検討することである。今回の改訂は、イソキノリン(FL-no: 14.001)、ピロール(FL-no: 14.041)及び2-アセチルピロール(FL-no: 14.047)の追加の毒性データが利用可能になったことによるものである。2-アセチルピロールの毒性データは、また、2-プロピオニルピロール(FL-no: 14.068)を包含する。さらに、6-メチルキノリン(FL-no: 14.042)の追加の遺伝毒性データが利用可能になった。
 CEFパネルは、6-メチルキノリンが評価手順(the Procedure)を通して評価されなかったことにより、in vitroの遺伝毒性に関する懸念を取り除けないと結論づけた。
 今回の香料グループ評価で検討した18種類(FL-no: 14.001
, 14.004
, 14.007
, 14.030
, 14.038
, 14.039
, 14.041
, 14.047
, 14.058
, 14.059
, 14.060
, 14.061
, 14.065
, 14.066
, 14.068
, 14.071
, 14.072及び14.164)の香料物質について、JECFAにより実施された評価手順の適用に同意し、MSDI法(訳注:香料の年間生産量から摂取量を推定する手法)を基に「推定した食事摂取量において安全性の懸念はない」というJECFAの結論に同意する。3種類(FL-no: 13.134
, 14.045及び14.046)の香料物質については、追加の毒性学的データがさらに必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3586.pdf
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