食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03860600208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、ラトビア共和国及びリトアニア共和国の牛海綿状脳症(BSE)食品安全性評価を完了
資料日付 2013年7月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は7月、ラトビア共和国及びリトアニア共和国における牛海綿状脳症 (BSE)食品安全リスク評価報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 FSANZはラトビア共和国及びリトアニア共和国におけるBSE食品安全リスク評価を完了した。これで、FSANZは総数6件のBSE食品安全性評価を完了したことになる。FSANZがBSE食品安全性評価を完了した他の4か国はニュージーランド、クロアチア共和国、オランダ及びバヌアツ共和国である。
 豪州政府のBSE食品安全政策では、豪州に牛肉を輸出している又は輸出を希望している全ての国に対し、FSANZによって行なわれる「リスク評価」を要求している。ラトビア及びリトアニアはBSEを予防するための効果的な管理を実施している。FSANZはこれら2か国からの牛肉製品の輸出による消費者に対するリスクは無視できると結論づけた。FSANZは、各国における牛肉生産チェーン全体を通してBSE関連の管理の有効性を検討した。動物飼育の実践、輸送、動物の個体識別及びトレーサビリティ、と畜並びに食品安全及び食品リコール体制が検討された。
1.リスク評価の要点
(1)リトアニア
 FSANZは、リトアニア共和国にBSE食品安全リスクのカテゴリー1を割り当てることを提言した。
 カテゴリー1ステータスとは国内の牛群においてBSE病原体の侵入及び拡大の両方、並びにヒトの食品供給チェーンのBSE病原体による汚染を防ぐために包括的かつ十分に確立された管理がなされていることを意味する。
(2)ラトビア
 FSANZはラトビア共和国にBSE食品安全リスクのカテゴリー2を割り当てることを提言した。
 カテゴリー2ステータスとは、国内の牛群においてBSE病原体の侵入及び拡大の両方、並びにヒトの食品供給チェーンのBSE病原体による汚染を防ぐためのBSE管理を国が効果的に実施し及び適切に順守していることを意味する。
 しかし一部の措置は、カテゴリー1ステータスを取得するのに十分な期間、国際的要件に適合していない可能性がある。カテゴリー2の国には、より厳重な輸出証明要件が適用される。
 カテゴリー1又はカテゴリー2のいずれかの国から輸出された牛肉及び牛肉製品の公衆衛生上リスクは無視できるとみなされている。これらの製品は、証明要件及び全ての必要な検疫措置に合致することを条件に豪州へ輸出することができる。
 BSE食品安全評価報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.foodstandards.gov.au/industry/bse/bsestatus/Pages/default.aspx
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/industry/bse/Pages/BSE-food-safety-risk-assessment-reports-for-Latvia-and-Lithuania.aspx
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