食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03790860149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、水分含量の低い植物由来食品について食中毒に関連する製造方法及び微生物学的ハザードに係る外部科学報告書を公表
資料日付 2013年4月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月2日、水分含量の低い植物由来食品について食中毒に関連する製造方法及び微生物学的ハザードに係る外部科学報告書を公表した(168ページ、2013年3月8日承認)。概要は以下のとおり。
 病原性細菌、ウイルス及び寄生虫に汚染された非動物由来食品(food of non-animal origin
, FoNAO)による食中毒は、世界的に大きな健康上の懸念となっている。当該研究では、水分含量の低いFoNAOに関連する生物学的ハザードの評価のために、多数の文献精査を実施した。315点の文献からデータを抽出し、最も危険性の高いFoNAOと病原体の組合せを特定した。集団食中毒の数及び深刻度を初期評価のベースとして、病原体保有率、食品/病原体の相互作用、FoNAO製品の生産に関する定性基準が3つの優先順位グループの定義に用いられた。
 世界的に第1位の優先度と評価されたのは、「サルモネラ属菌及び病原性大腸菌」と「スプラウト生産用種子及び発芽させた種子」の組合せであった。第2位は、欧州連合(EU)ではコメ/セレウス菌(Bacillus cereus)、ベビーコーン/ソンネ赤痢菌(Shigella sonnei)となり、非EU国では、サルモネラ属菌又は大腸菌とナッツ類となった。第3位は、EU国ではナッツ類/サルモネラ属菌で、非EU国はベビーコーン/ソンネ赤痢菌及びコショウ/サルモネラ属菌であった。
 当該研究は、FoNAOに関連する集団感染症を予防管理するのに効果的な方策の概念化に役立つ豊富な科学的データベースを提供する。
 当該外部科学報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/403e.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/403e.htm
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