食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03671340149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用のサイレージ添加物としてのLactobacillus salivarius (CNCM I-3238株)及びLctobacilluls casei (ATTF PTA-6135株)の有効性及び安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年9月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月21日、全動物種用のサイレージ添加物としてのLactobacillus salivarius (CNCM I-3238株)及びLactobacilluls casei (ATTF PTA-6135株)の有効性及び安全性に関する科学的意見書(2012年9月12日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 L.salivarius及びL.caseiについて、それぞれ提案されている用量1.3×10の7乗及び1.3×10の6乗CFU/kg生鮮原料で科学技術添加物として使用する場合の対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する安全性及び有効性に関しては、当該菌種は安全性適格推定(QPS)手法に適しているとみなされ、また、当該菌株の同一性は明確に確立されており、かつ薬剤耐性の懸念がないことから、サイレージ生産での使用は家畜種、当該菌株を添加したサイレージを給餌した動物由来の製品の消費者、及び環境に対して安全であると考えられる。
 研究所規模でのサイロ実験が、水溶性炭水化物の含有量の異なる茎葉飼料試料について行われた。それぞれにつき、当該物質を添加した茎葉飼料と添加しない茎葉飼料が比較された。L.casei添加物はサイレージ過程が容易な茎葉飼料において、pH値の低減及び乾物の保存量の増加によりサイレージ生産を改善する可能性を有する。L.salivarius添加物はサイレージ生産がやや困難及び困難な茎葉飼料において、乾燥物の損失を低減する効果に限界がある。
 しかしながら、これらの実験で得られたL.salivarius添加物に対する応答の程度が小さいこと、及び有効性に一貫性がみられないことから、当該物質のサイレージ生産工程での使用により得られるであろう有益な効果は不確かであると、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤または物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は結論づける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2884.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。