食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03671200208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、放射線照射食品に関する情報を公表 |
資料日付 | 2012年9月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は9月、放射線照射食品に関する消費者向け情報を公表した。概要は以下のとおり。 消費者にとって、食品をより安全にするため、又は害虫の侵入を低減する検疫目的のためなどの特定の認められた目的のためにのみに食品に放射線を照射する。放射線照射の認可はFSANZから得なければならない。FSANZは、食品の各々の種類の評価を行い、FSANZの各勧告は食品規制立法政策フォーラム(Legislative and Governance Forum on Food Regulation)によっても検討される。この厳格な認可プロセスでは、放射線照射処理の技術的な必要性、並びに食品組成及び栄養への影響を検討する。放射線照射が検疫目的のために用いられる場合、FSANZはオーストラリア連邦政府農業・水産・森林省 (DAFF)及びニュージーランド・第一次産業省の両者で連携し、放射線照射が問題の害虫を制御する効果的な方法であることを確認する。 1. どのような食品が放射線照射されているか? 今日まで、オーストラリア・ニュージーランドにおいては、ハーブ及び香辛料、ハーブティー及びトロピカルフルーツのみに放射線照射が認められている。FSANZによって認められた食品には、安全性の懸念はなく、食品の栄養価に大きな変化もなく、技術的にニーズがある。 2. 消費者は食品が放射線照射されているかどうかをどのように知ることができるか? 放射線照射された食品の包装、若しくは放射線照射された原材料又は成分を含む食品には、その食品、原材料又は成分が電離放射線で処理されていることを記述した表示をする必要がある。表示ラベルがない場合は、義務表示は食品に近接して表示しなければならない。 3. オーストラリア・ニュージーランドの食品及び輸出食品への現在の放射線照射の使用 オーストラリアでは放射線照射されたマンゴー、パパイヤ及びライチは販売されていない。ニュージーランド農林省はニュージーランド市場にオーストラリア産マンゴーを2004年に、パパイヤを2006年に、ライチを2008年に承認した。放射線照射はニュージーランドにとって懸念の害虫に対する認可した処理であり、ニュージーランドで害虫に対して要求されている最小線量は250グレイ(Gy)である。 マレーシアもオーストラリアから輸出したマンゴーへの処理として放射線照射を認めている。マレーシアで懸念の害虫のために要求される最小線量は300グレイである。2009年及び2010年にオーストラリアはマレーシアへ263トンの放射線照射したマンゴーを輸出している。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/consumerinformation/foodirradiation/irradiatedfoods.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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