食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03670760344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、切迫と畜及び通常と畜検査を定めている食肉の細菌検査及び残留静菌性物質検査について意見書を公表
資料日付 2012年10月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は10月1日、切迫と畜及び通常と畜検査に定められた食肉の細菌検査及び残留静菌性物質検査についてAFSCAの科学専門委員会(CS)が2012年9月14日付けで提出した意見書を公表した。
 CSは、切迫と畜における食肉の細菌検査及び残留静菌性物質検査に関するAFSCAの諮問について答申(意見書)を作成した。CSは、本意見書が切迫と畜のみに限らず、2005年12月22日付けの省令の定めに基づき実施される全ての食肉の細菌検査及び残留静菌性物質分析検査に拡大適用するよう求めている。
 専門家の意見及びCSが所有するラボラトリー検査結果の分析に基づき、CSは、嫌気性菌総コロニー数の測定は食肉の細菌検査においては付加的価値がほとんどないと考えるものである。よってCSは今後、食肉の細菌検査において嫌気性菌総コロニー数の測定は行わないことを提言する。一方、好気性菌総コロニー数や大腸菌数の測定、サルモネラ属菌の検出は従来通り実施するべきである。
 CSは、好気性菌総コロニー数の測定のみならず、大腸菌コロニー数やサルモネラ属菌検出についても欧州規則(EC)No.2073/2005に定めるISO手法のそれぞれの分析検査方法、又はAFSCAが承認した微生物検査方法のリストに定めるそれぞれの手法に基づいて検査を実施するよう提言する。
 専門家の意見及びCSが保有するラボラトリー検査結果の分析に基づき、CSは、と体の廃棄処分基準について、好気性菌総コロニー数では500CFU/gから100CFU/gに下げ厳しくすることを、また大腸菌数については10CFU/gに設定することを提言する。サルモネラ属菌の廃棄処分基準については、従来基準である25g中不検出から変更はない。
 残留静菌性物質検査に関しては、CSは主な静菌性物質について検出試験の検出感度、操作性、検出時間を比較した。これにより、AFSCAは現行の腎臓検査に替わる適切な検査方法を選択することができる。(*訳注:CFU/gは1g中の菌数)
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/_documents/AVIS25-2012_FR_DOSSIER2011-09.pdf
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