食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03670630149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、内分泌かく乱物質に関する科学的意見書を2013年3月に公表する旨を報道発表
資料日付 2012年10月1日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月1日、内分泌かく乱物質に関する科学的意見書を2013年3月に公表する旨を報道発表した。概要は以下のとおり。
1. 内分泌かく乱物質は、ホルモン系に干渉する可能性がある化学物質である。EFSAは、欧州委員会(EC)の要請で、フードチェーンに存在する可能性がある内分泌かく乱物質に関連するヒトの健康リスク及び環境リスクに関する科学的意見書を準備している。EFSAの科学委員会は、欧州の他の科学的諮問機関と協力して、内分泌活性物質の同定可能な手法及び内分泌活性物質が有する可能性のある危害要因の評価方法を評価する観点から、内分泌活性物質(すべての内分泌活性物質が内分泌かく乱特性を有しているわけではないかもしれない)に関する現在の科学的知見をすべて検証する作業に着手している。当該意見書は、食品接触材料、農薬、並びに食品及び飼料中の汚染物質といった領域におけるEFSAの現在進行中及び将来の科学的作業にも繰り入れられ、また、内分泌活性物質に関するリスク管理機関による決定の通知に役立つことになる。
2. EFSAの科学委員会による当該意見書(2013年3月に公表予定)では、利用可能な科学的知見を集めて、次の3つの重要な質問に対する回答を求める。3つの重要な質問とは、(1)内分泌かく乱物質の同定に用いる科学的基準とは何か、(2)内分泌かく乱物質が起こしうる悪影響を、ヒトの身体機能及び生態系における正常な調節(たとえば、ヒト及び動物の体温変化又は植物の光合成作用における変化)と区別するために、どのような基準を適用できるのか、(3)既存の毒性試験方法は、内分泌活性物質の作用に適切に対応するか、である。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.20/2012(2012.10.03)P13
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/121001a.htm
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