食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03670600361
タイトル 台湾行政院衛生署、「食品器具容器包装衛生基準」を改正
資料日付 2012年9月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署は9月21日、「食品器具容器包装衛生基準」を改正した。改正の概要は以下のとおり。
1. 3歳以下の乳幼児の使用に供される食品用器具・容器について、可塑剤の使用制限を新たに設けた(第4条 )。
 3歳以下の乳幼児の使用に供される食品用器具・容器には、フタル酸ビス-(2-エチルヘキシル)(DEHP)、フタル酸ジオクチル(DNOP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ベンジルブチル(BBP)の4種類の可塑剤を添加してはならない、とする条文を新たに追加した。
2. プラスチック類の一般規定に、可塑剤の材質試験及び溶出試験について新たに設定した。また、ポリ塩化ビニル(PVC)の材質試験に可塑剤について新たに設定した(第5条)。
 新たに設定された基準値は以下のとおり。
(1)プラスチック類の材質試験
 DEHP、DBP、BBP、フタル酸ジイソデシル(DIDP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)、フタル酸ジメチル(DMP)、DNOP、フタル酸ジエチル(DEP)の8種類の物質:各含有量が0.1%を超えてはならない(重量比)
(2)プラスチック類の溶出試験
 BBP:30ppm以下、DIDP:9ppm以下、DINP:9ppm以下、アジピン酸ビス-(2-エチルヘキシル)(DEHA):18ppm以下(訳注:可塑剤のうちDEHP及びDBPの基準値は既に設定されている。)
(3)ポリ塩化ビニル(PVC)の材質試験(訳注:プラスチック類の個別の規定)
 DEHP、DBP、BBP、DIDP、DINP、DMP、DNOP、DEPの8種類の物質:含有量の総和が0.1%を超えてはならない(重量比)
 改正の概要は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov.tw/tc/includes/GetFile.ashx?mID=19&id=20568&chk=55f1bf8e-73a2-43cd-876b-d31a690a06a3 
 新旧対照表は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov.tw/tc/includes/GetFile.ashx?mID=19&id=20569&chk=39263325-8ad0-4334-9e4f-1e21291bab0d
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署食品薬物管理局
URL http://www.fda.gov.tw/TC/newsContent.aspx?id=9194&chk=d3b38330-1542-4bb2-b1b5-0649eb0b5ba1&param=pn%3d1%26cid%3d3%26cchk%3d46552e96-810a-42c3-83e1-bd5e42344633
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