食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03660230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分メトキシフェノジドの様々な葉菜類に対する既存の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2012年4月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月23日、農薬有効成分メトキシフェノジド(Methoxyfenozide)の様々な葉菜類に対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2012年4月20日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 規則(EC) No 396/2005の第6条に従って、評価担当加盟国(EMS)のスペインが、葉菜類及び生鮮ハーブ類(ぶどうの葉、クレソン及びチコリを除く)に対するメトキシフェノジドの既存MRLを修正する申請をDow AgroSciences社から受けた。当該EMSは、欧州連合(EU)の南部におけるメトキシフェノジドの意図された使用に適応させるため、これらの作物(スカロール(訳注:広葉エンダイブ)を除く)に対する既存MRLを定量限界(LOQ)の0.02mg/kgから4mg/kgに引き上げることを提案した。スペインが規則(EC) No 396/2005の第8条に従って作成した評価原案(Evaluation report)は、欧州委員会(EC)に提出され、EFSAに転送された。
2. EFSAは、提出された条件指定の作物残留試験が、残留データをレタスから検討対象作物に外挿するという提案の妥当性を裏付けており、また、レタス及びその他のサラダ用葉菜類(あぶらな科野菜、ほうれんそう及び類似野菜類並びにすべてのハーブ類を含む)に対する提案された使用のために4mg/kgのMRL案を算定するにあたって十分であると考える。検討対象産品中のメトキシフェノジドの残留物を管理するにあたり、十分な規制のための分析方法が利用可能である。
3. 検討対象の葉菜類(スカロールを除く)に対するメトキシフェノジドの意図された使用によって、メトキシフェノジドに対する消費者の暴露量が毒性学的参照値を超えることはなく、したがって公衆衛生上の懸念をもたらすことはないとEFSAは結論づける。EFSAは、消費者の急性摂取による懸念が確認されたことにより、スカロールに対するメトキシフェノジドの意図された使用を容認しないという当該EMSの結論を確認する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2667.pdf
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