食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03580560344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、「食品の微生物汚染に関する(行政措置の)介入基準値」資料評価について意見書を公表
資料日付 2012年4月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は4月19日、「食品の微生物汚染に関する(行政措置の)介入基準値」資料評価について意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は、「食品の微生物汚染の行政措置介入基準値」の付属書に記載の基準値の評価及び管理政策総局(DGPC)が提言した適合策(変更)の評価を目的とするものである。
 基準値評価に関しては、科学専門委員会(CS)は、一般的な考察を記し、特定の変更を提案する。先ず、基準値超過は潜在的な問題を示すものであることを指摘する。基準値はAFSCAの管理計画を考慮して策定しなければならない。基準値超過が発生した場合にAFSCAに対し公衆衛生保護のための適切でかつ均一な措置をとることができるものであることが必要である。
 流通される冷蔵製品について、CSは、中温性総細菌数の代わりに低温性総細菌数(低温耐性菌)の基準値を使用することを推奨する。加えて、乳酸菌の増殖後に流通途中で中温性総細菌数又は低温性総細菌数の基準値超過があれば、食品加工業者に、その超過が衛生レベルを低下させるものではないことをAFSCAに証明する機会が与えられる。微生物増殖が可能な冷蔵食品のセレウス菌、酵母/かび、微生物総数に関しては、科学的見地から、流通の基準値遵守のために、食品の保存期限完了時点で検査する必要性があると考える。他方、ある種のカテゴリーを同じ項に集め、新たなサブカテゴリーに分けることを推奨する。
 最後に、DGPCが提案する適合策(変更)に同意することを表明する。腸管出血性大腸菌血清型O104に関しては、ヒト病原性大腸菌及びベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)の基準値を使用することは適切ではない。CSは、ヒト病原性のVTEC全株に腸管出血性大腸菌血清型O104の基準値を適用すること、及びこの文書にこれらの菌種を登録することを提案する。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/_documents/AVIS10-2012_FR_DOSSIER2011-21.pdf
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