食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02930760149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、サプリメントに添加するセレン源としてのL-セレノメチオニンに関する科学的意見書を公表
資料日付 2009年7月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月1日、サプリメントに添加するセレン源としてのL-セレノメチオニンに関する科学的意見書(5月14日採択)を公表した。セレン源としてのL-セレノメチオニンの安全性、並びに、当該供給源由来のセレンの生物学的利用能について欧州委員会の諮問を受けたもので、概要は以下のとおり。
1. 申請者が提出したデータや食事及びサプリメント摂取によるL-セレノメチオニンの生物学的利用能、代謝及び毒性に関する文献情報に基づき、L-セレノメチオニンの当該用途に、250μg/日以下の用量(セレン100μg/日以下に相当)において、成人に対する安全性の懸念はないと科学パネル(ANS)は結論づけた。この用量では、たとえセレンの食事からの摂取量が100μg/日を超える高摂取者においても、食品科学委員会(SCF)が設定したセレンの許容上限摂取量(UL)を下回る。
2. 小児によるL-セレノメチオニン含有サプリメントの使用に関しては、小児の食事からのセレン摂取を考慮した場合、セレンを100μg/日(申請された最小用量)以下含有するサプリメントを摂取する11~17歳児を除き、SCF設定の小児に対するULを超える可能性がある。
3. セレン化合物に関する現在のデータベースやセレンとビタミンEの摂取による前立腺がんの予防効果を調べる最近の試験 Selenium and Vitamin E Cancer Prevention Trial (SELECT)によって、全供給源由来のセレンのULについて総合的な再検討の必要性が示されているとANSパネルは考える。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.15/2009(2009.07.15)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200915.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/ans_ej1082_L-Selenomethionine_op_en.pdf?ssbinary=true
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