食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06240700149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての豚種(仔豚、肥育用豚、雌豚、育成用及び繁殖用のマイナー豚種)に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii NCAIM(P)Y001485により生産されるフモニシンエステラーゼからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年3月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月8日、全ての豚種(仔豚、肥育用豚、雌豚、育成用及び繁殖用のマイナー豚種)に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii NCAIM(P)Y001485により生産されるフモニシンエステラーゼからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年1月30日採択、PDF版15ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8614)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、遺伝子組換えKomagataella phaffii株により生産されるフモニシンエステラーゼ(Free Yeast(登録商標)F)をベースとする添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 当該添加物は、マイコトキシンによる飼料の汚染を低減する技術的飼料添加物に分類され、全ての豚種(仔豚、肥育用豚、雌豚、育成用及び繁殖用のマイナー豚種)に使用することを意図している。当該添加物には、産生株及びその組換え遺伝子は存在しないことが示された。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該添加物は離乳及び哺乳仔豚、肥育用豚、及び全ての育成用のマイナー豚種において、60 U(※訳注)/kg完全飼料まで安全であると結論した。雌豚における当該添加物の安全性について結論は出せない。当該添加物の動物栄養における使用は、消費者の安全性にとって懸念すべきものではない。当該添加物の飼料添加物としての使用は環境に対して安全であると考えられる。同パネルでは、フモニシンによる飼料の汚染を低減する技術的飼料添加物として、最小推奨濃度60 U/kgで使用した場合、当該添加物は有効であると結論した。この結論は、全ての育成用及び繁殖用の豚及びその他のマイナー豚種に外挿することができる。 (※訳注)1単位(U)は、37℃で50 mMリン酸緩衝液pH6.0中、100μMのフモニシンB1から1分間に1μmolの加水分解されたフモニシンB1を放出する酵素量 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8614 |