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資料管理ID syu06220460470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、サルモネラ症に関する2022年疫学報告書を公表
資料日付 2024年2月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は2月8日、サルモネラ症に関する2022年疫学報告書(11ページ)を公表した。主な内容は以下のとおり。
1. サルモネラ症は欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)において2番目に多く報告された胃腸感染症であり、集団食中毒の重要な原因である。
2. 2022年はEU/EEAにおいて65,967例のサルモネラ症検査確定症例が報告され、うち81例が死亡している。届出率は人口10万人対15.5症例であった。
3. COVID-19パンデミックの結果として2020年に症例が顕著に減少したのち、2022年には症例数は増加したが、いまだパンデミック以前の水準を下回っている。
4. 報告された症例の割合は、0~4歳の小児が人口10万人対81.5例で最も高く、成人(25~64歳)の10倍以上であった。
5. サルモネラ属菌の集団感染において卵及び卵製品が引き続き最もリスクの高い食品であるが、2022年にEU/EEAで発生した最も大規模な集団感染は、チョコレートによるものであった。
6. 重症のサルモネラ症の治療に使用される抗菌性物質に対する耐性は、2018年から2022年の間でフルオロキノロン系抗菌性物質については増加したが、第三世代セファロスポリン系抗菌性物質については低く、大きな変動がないままであった。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/SALM_AER_2022_Report.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/salmonellosis-annual-epidemiological-report-2022