食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06210260328 |
タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(Defra)、英国で2024年に作られるテンサイの種子処理剤としてネオニコチノイド製品の使用が条件付きで緊急許可されたことを公表 |
資料日付 | 2024年1月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国農村食糧農村地域省(Defra)は1月18日、英国で2024年に作られるテンサイの種子処理剤としてネオニコチノイド製品の使用が条件付きで緊急許可されたことを公表した。概要は以下のとおり。 2023年夏、英国健康安全局(HSE)は、全国農業者組合(NFU)とBritish Sugar社から、ネオニコチノイド製品をテンサイへの種子処理剤として使用する緊急認可を求める申請を受理した。この製品は、さまざまな害虫とそれらが媒介するウイルスから保護する「クルーザーSB」である。 食糧・農業・漁業大臣は、2024年の生育期にイングランドにおけるテンサイの種子処理にクルーザーSBを使用する条件付き緊急認可を与えた。この種子処理は、ウイルスの発生レベルが設定された閾値以上になると予測される場合にのみ許可される。閾値の条件を満たした場合、この種子処理は以下の厳しい条件(HSEが製品に適用する標準的な要件に加えて)を遵守して行わなければならない。 ・32か月以内に、収穫前に開花しない特定の作物リストのみを、処理したテンサイと同じ圃場に植えることが許される。 ・46か月以内に、同じ圃場でチアメトキサム(thiamethoxam)種子処理剤をさらに使用しないこと ・クルーザーSBの散布量を種子10万粒あたり100 ml から75 mlに削減(これにより、チアメトキサムの散布量を種子10万粒あたり60 gから45 gに減少する) ・処理済み圃場で生育する雑草に対する、業界推奨の除草剤プログラムを遵守すること ・播種の最大数(maximum drilling rate)は、ヘクタールあたり処理済み種子115,000粒 ・処理済み種子は、土壌に完全に鋤き込まれ、畝の端まで完全に鋤き込まれなければならない。 ・処理済み種子を土壌表面に残してはならない。こぼれた種子は埋めるか除去すること ・環境中のネオニコチノイドのレベルを監視するための多くの要件を含む、スチュワードシップ・スキーム(※訳注)の遵守 ・収集または生成され、政府に提出されるデータに関する多くの要件 条件が遵守されない場合、あるいは維持されている規則1107/2009の要件が満たされなくなった場合、認可はいつでも撤回または修正できる。これには、緊急認可のテストの検討に関連する新たな情報が入手可能になった場合が含まれる。 (以下略) (※訳注) スチュワードシップの詳細は、次のURLから閲覧可能 https://defrafarming.blog.gov.uk/category/countryside-stewardship/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
URL | https://www.gov.uk/government/publications/neonicotinoid-product-as-seed-treatment-for-sugar-beet-emergency-authorisation-application |