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資料管理ID syu06210120164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、エチレングリコールの生殖毒性に関する入手可能なデータの概要と題する報告書を公表
資料日付 2024年1月31日
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分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は1月31日、エチレングリコールの生殖毒性に関する入手可能なデータの概要と題する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 エチレングリコールは、ポリエステル繊維、ポリマー、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂の製造に使用される前駆物質(原料)である。また、その凍結防止や冷却特性から、例えば、航空機のフロントガラスの凍結防止剤の物質としても使用される。さらに、塗料の溶剤やプラスチックの可塑剤としても使用される。
 この文献概要は、オランダ保健評議会(Health Council of the Netherlands)から委託された。保健評議会はRIVMの要約を活用して、エチレングリコールに生殖毒性があるかどうか、また、同物質が胎児の健康に有害であるかどうかを評価する予定である。社会雇用大臣(Minister of Social Affairs and Employment)が、保健評議会にこの助言を求めた。
 RIVMは、保健評議会が選定した関連科学文献を要約し、実験動物及び細胞に関する合計29件の研究をまとめた。
 当該報告書(86ページ、英語)は下記URLから入手可能。
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2023-0352.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/overview-of-available-data-on-reproductive-toxicity-of-ethylene-glycol