食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06200220149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えPseudomonas fluorescens PIC株由来食品用酵素ホスホイノシチドホスホリパーゼCの安全性評価に関する科学的意見書公表
資料日付 2024年1月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月11日、遺伝子組換えPseudomonas fluorescens PIC株由来食品用酵素ホスホイノシチドホスホリパーゼCの安全性評価に関する科学的意見書公表をした(2023年12月6日採択、PDF版9ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8513)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素は、遺伝子組換えPseudomonas fluorescens PIC株を用いて、DSM Food Specialties B.V.により生産される。
 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。
 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞及びそのDNAを含有しない。
 当該食品用酵素は、脱ガムによる精製食用油脂製造用の油脂加工工程に使用されることが意図されている。
 残留する総有機固形物は、脱ガム時に適用される洗浄・精製工程において除去されるため、食事性ばく露推定及び毒性試験は不要と判断された。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。
 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8513