食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06180960149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、36種類のベクター媒介病原体のベクターとなり得る生物種のベクター・ステータスに関する系統的文献レビューに係る外部機関による科学的報告書を公表 |
| 資料日付 | 2023年12月6日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月6日、36種類のベクター媒介病原体のベクターとなり得る生物種のベクター・ステータスに関する系統的文献レビューに係る外部機関による科学的報告書(87ページ、2023年11月29日採択、doi: 10.2903/sp.efsa.2023.EN-8484)を公表した。概要は以下のとおり。 ベクター媒介病原体は動物及びヒトの健康にリスクをもたらすものであり、リスク評価を支援するためのサーベイランス活動とマッピングの取り組みの重要性を強調する。現行のリスク評価プロジェクトの一環として、EFSAに関連する36種類の病原体のベクター・ステータスに関する現在の知見を可視化するために、EFSA・動物疾病プロファイル(EFSA-Animal disease profile)が作成された。本報告書では、これらのプロファイルを最新の状態に保つため、蚊、マダニ、サシチョウバエ、刺咬性の小昆虫などの生物種のベクター・ステータスをレビューすることを目的とした。そのため、生物種のベクター・ステータスを決定する様々な基準に焦点を当てた系統的文献レビューが二度実施された。 最初のレビューでは、野外で採集された蚊、サシチョウバエ、刺咬性の小昆虫及びマダニにおける36種の病原体の検出に関するデータを収集した。二度目のレビューでは、実験室条件下でのベクター能力及び宿主の感染に関する研究を調査した。Web of Scienceから、2016年～2022年の区切りで様々な検索用語を用いて文献を収集した。1950年～2016年の文献は、同様の研究課題を取り扱った過去のレビューから抽出した。 最初の系統的文献レビューには、447の文献に由来する合計5,727件の記録が、二度目の文献レビューには、122の文献に由来する591件の記録が含まれている。これら2つのデータセットを組み合わせることで、世界規模で存在する生物種のベクター・ステータスを明らかにすることが可能となった。合計で187の生物種-病原体の組み合わせが見つかり、ベクター・ステータスの推定が行われた。最終的に、本レビューは潜在的なリスクを明らかにするだけでなく、当該トピックに関する現在の知識ギャップも浮き彫りにした。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8484 |