食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06180280149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えPenicillium adametzii AE-HP株由来食品用酵素α-Lラムノシダーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年11月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月17日、非遺伝子組換えPenicillium adametzii AE-HP株由来食品用酵素α-Lラムノシダーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(10月25日採択、PDF版13ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8395)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素α-L-ラムノシダーゼ(α-L-ラムノシドラムノヒドロラーゼ; EC 3.2.1.40)は、Amano Enzymes Inc.(天野エンザイム株式会社)により、非遺伝子組換えPenicillium adametzii AE-HP株を用いて生産される。 当該食品用酵素は、当該産生生物を含有しないと判断された。 当該食品用酵素は、ジュース製造用及びジュース以外の製品用の果物・野菜の加工工程にて使用されることが意図されている。 欧州集団における当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大0.022 mg TOS/kg体重と推定された。 遺伝毒性試験において安全性上の懸念は示されない。全身毒性は、ラットを用いた90日間反復経口投与毒性試験により評価された。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、試験された最高用量である300 mg TOS/kg体重/日を無毒性量と特定し、これを推定食事性ばく露量と比較した結果、ばく露マージンは少なくとも13,636と算出された。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。CEPパネルは、当該食品用酵素への食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8395 |