食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05980050378
タイトル 欧州委員会(EC)、廃棄物中の残留性有機汚染物質(POPs)に関する新規則の発効を公表
資料日付 2022年12月22日
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概要(記事)  欧州委員会(EC)は12月22日、廃棄物中の残留性有機汚染物質(POPs)に関する新規則の発効を公表した。概要は以下のとおり。
 残留性有機汚染物質(Persistent Organic Pollutants: POPs)に関する新規則が12月29日に発効し、廃棄物中の最も有害な化学物質の一部から人の健康と環境を守る法的拘束力となる。POPsは一般に新しい製品には使われなくなったが、一部の工業製品や消費材製品の耐用年数終了後の処分による廃棄物にはまだ見られる。
 新規則は、廃棄物中のこれらの化学物質の一部に対して初めて制限値を導入し、また、すでに規制されていた他の化学物質に対しては制限値を強化する。5種類の物質について既存の制限値が強化され、防水繊維や泡消火薬剤、処理木材等の中に見られる4種類の新しい物質について、新たな制限値が合意された。廃棄物中のこれらの化学物質の存在を制限することで、同物質が再び経済に入ることを防ぐ。
 この新規則は、廃棄物中のPOPsに対処し、有害物質のない環境を目指して国際的に主導するという欧州連合(EU)のコミットメントに関する強力なメッセージを発信する。新規則のほとんどの条項は、12月29日の発効から6か月後に適用される。
 また、有害物質を含まない安全な二次原料の供給促進に役立つことで、新規則は、循環型経済行動計画、汚染ゼロ行動計画、持続可能な化学物質戦略の目標達成に重要な役割も果たす。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/MEX_22_7895