食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05960490470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、A型肝炎に関する2020年疫学報告書を公表 |
資料日付 | 2022年12月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は12月7日、A型肝炎に関する2020年疫学報告書(8ページ)を公表した。主な内容は以下のとおり。 1. 2020年に欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の29か国で4 ,397例のA型肝炎症例が報告された。 2. EU/EEAの届出率は人口10万人対1.0症例であった。EU/EEAの21か国は届出率が人口10万人対1症例を下回った。届出率が高かったのは、ブルガリア(人口10万人対18.7例)及びルーマニア(同5.2例)であった。 3. 2020年は、2007年にEUレベルでのA型肝炎サーベイランスが開始されて以降、報告症例数及び届出率が最も低かった。これはCOVID-19パンデミックによる症例報告数への影響、2017年及び2018年に発生した大規模な複数国にわたる集団感染後に、リスクが高い集団において自然感染による免疫を有する者の割合が増加したこと、またリスクが高い集団における優良衛生慣行の実施やワクチン接種の増加などA型肝炎予防対策の認識が高まったことが複合的に影響した可能性がある。 4. 5歳から14歳までの小児が症例の大きな割合(31%)を占め、届出率(人口10万人対3.2症例)も最も高かった。 5. 2020年は、3つの複数国にわたるA型肝炎クラスターがEPIS-FWD(訳注:食品、水媒介疾病及び人獣共通感染症に関する疫学情報共有システム)へ報告された。遺伝子型亜型IAの感染による複数国にわたる2つのクラスター、IBの感染による1つのクラスターが報告された。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/HEPA_AER_2020_Report.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/hepatitis-annual-epidemiological-report-2020 |