食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05940470149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(ポリエチレングリコールリシノレイン酸グリセリル(PEGひまし油)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年10月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月28日、全動物種に使用する飼料添加物(ポリエチレングリコールリシノレイン酸グリセリル(PEGひまし油)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年9月28日採択、PDF版17ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7433)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全動物種に使用する技術的飼料添加物(ポリエチレングリコールリシノレイン酸グリセリル(glyceryl polyethyleneglycol ricinoleate)(PEGひまし油)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を依頼された。
 当該添加物は、肥育用鶏及びその他の成長期のマイナー種家きん類には90 mg/kg、産卵鶏及びその他の産卵/繁殖用鳥類には134 mg/kg、肥育用七面鳥には121 mg/kg、子豚及びその他の成長期のマイナー種イノシシ科動物には162 mg/kg、肥育用豚には194 mg/kg、母豚及びその他の繁殖用のマイナー種イノシシ科動物には236 mg/kg、乳牛及びその他の乳用反すう動物(羊/山羊以外)には231 mg/kg、ウサギには142 mg/kg、子牛には377 mg/kg、肥育用牛及びその他の成長期の羊、山羊、馬及び猫には356 mg/kg、犬には427 mg/kg、サケ科及びその他の魚類には407 mg/kg、鑑賞用魚には1
,584 mg/kgの完全飼料中の最大濃度で安全である。その他の成長期及び非食料生産動物については、当該添加物は90 mg/kg完全飼料で安全であると考えられる。全動物種に当該添加物を飼料添加物として使用しても、消費者の懸念はないと判断される。当該添加物は容易に生分解する物質であり、環境に対するリスクはないと考えられる。十分なデータがないため、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は当該添加物の飼料用乳化剤としての有効性について結論を出すことができない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7433