食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05900170149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条に基づくチアベンダゾールに対する補強データの評価に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2022年8月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月25日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条に基づくチアベンダゾール(thiabendazole)に対する補強データの評価に関する理由を付した意見書(2022年7月22日承認、54ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7539)を公表した。概要は以下のとおり。 データギャップに対応するため、新たな貯蔵中の安定性試験及び動物製品中の関連する残留物の定量に用いるバリデーションがとれた規制のための分析法が提出された。植物作物に対するデータギャップは十分に対応された。提出された新たな情報によりアボカドに関する現行のMRLの改正が必要になった。動物由来の製品に関して、データギャップは一部にしか対応されず、したがってコーデックス委員会のMRLから導出された現行のMRLの改正に関してリスク管理者の更なる考察を要す。当該有効成分に対して実施されたリスク評価も更新された。リスクは特定されなかった。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg りんご 4 4 アボカド 20 7又は15(※) (※)コメント/理由 農業生産工程管理(GAP)を遵守した残留物試験の欠落に関してEFSAにより特定されたデータギャップは、調整されたGAP及び新たな残留物試験により対応された。試験の結果得られたMRL(7 mg/kg)は20 mg/kgの現行の暫定的な欧州連合(EU)のMRLよりも低い。コーデックス委員会のMRL(15 mg/kg)に基づくもう一つのMRLも特定された。計算されたMRL及びコーデックス委員会のMRLに対して消費者のリスクがあるとは考えにくい。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7539 |