食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05830890149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(ブチルヒドロキシトルエン(BHT)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年5月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月3日、全動物種に使用する飼料添加物(ブチルヒドロキシトルエン(BHT)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年3月23日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請により、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、全動物種に使用する飼料添加物(ブチルヒドロキシトルエン(BHT)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見を提出するよう要請された。当該添加物は、提案された最大用量である150 mg/kg完全飼料において、肥育用鶏及び離乳子豚に安全であると考えられる。この結論は、産卵のために飼育されている鶏にも適用され、肥育用の豚にも外挿される。データがないため、その他の対象種に対する安全性についての結論は導き出せない。消費者が添加物を与えられた動物の組織や製品から 当該添加物にばく露される量は、許容一日摂取量(ADI)の1%から3%の範囲であった。同パネルは,提案された使用条件で飼料添加物として当該添加物を使用することは,消費者の安全性に対して懸念がないと結論づけた。同パネルは、データがないため、BHT の環境に対する安全性について結論を出すことができない。当該添加物は、全動物種の飼料において有効な抗酸化物質であると考えられる。
(訳注:申請者は、Lanxess Deutschland社)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7286