食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05830720105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、食品・飼料用の遺伝子操作した植物、耐虫性及び除草剤耐性ダイズについてのバイオテクノロジー協議の完了に関する公式文書(BNF No. 172への回答書)を発出 |
資料日付 | 2022年4月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は4月27日、食品・飼料用の遺伝子操作した(Genetically Engineered , GE)植物、耐虫性(植物寄生性線虫)及び除草剤耐性(HPPD阻害剤)ダイズについてのバイオテクノロジー協議の完了に関する公式文書(BNF(Biotechnology Notification File) No. 172への回答書)を発出した。概要は以下のとおり。 本公式文書(letter)は、GEダイズ品種GMB151に関する、BASF Corporation(BASF社)と、我々FDA(食品安全・応用栄養センター(CFSAN)及び動物用医薬品センター(CVM))との協議について述べるものである。BASF社が提供した情報によると、GMB151ダイズは、ダイズシストセンチュウから保護するためにCry14Ab-1タンパク質を発現し、またHPPD阻害剤除草剤に対する耐性と選択マーカーとしての使用のために4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼタンパク質(HPPD-4)を発現するよう遺伝子操作されている。 本協議の一環として、BASF社は、GMB151ダイズの安全性評価及び栄養評価の概要をFDAに提出し、FDAは2019年2月1日に受け取った。BASF社は追加情報を提出し、FDAは、2021年5月11日に受け取った。当該書類により、本製品がFDAの管轄内にある法的要件及び規制要件を確実に満たすためにBASF社が講じた措置についての情報がFDAに通知された。BASF社が実施した安全性評価及び栄養評価に基づいて、BASF社は、GMB151ダイズ由来の食品及び動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)が、組成、安全性、及びその他の関連因子において、現在市場にあるダイズ由来の食品及び動物用フードと実質的な違いはない、また、遺伝子操作されたGMB151ダイズは、FDAによる市販前審査あるいは承認を必要とする問題を提起しないと結論づけている。 米国環境保護庁(EPA)は、有効成分及び不活性成分の両方を含む、植物導入保護剤(PIP)を規制している。GMB151ダイズは、EPAの管理権限内にあるPIPを含有している。GMB151ダイズに由来する食品及び動物用フードを販売する前に、EPA及び米国農務省(USDA)の許可を含む、全ての適切な許可を取得することはBASF社の責任である。 BASF社がFDAに提出した情報に基づき、GMB151ダイズに由来する食品及び動物用フードに関して、現時点では更なる質問はない。 BNF 000172への回答書である本公式文書は、以下のURLから入手可能。https://www.fda.gov/media/158265/download BNF 000172の情報の概要である覚書は、以下のURLから入手可能。 ・CFSANによる覚書(食品としての評価概要) https://www.fda.gov/media/158266/download ・CVMによる覚書(動物用フードとしての評価概要) https://www.fda.gov/media/158267/download |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.cfsanappsexternal.fda.gov/scripts/fdcc/index.cfm?set=NewPlantVarietyConsultations&id=BCS-GM151-6 |