食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05720310104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、ベビーほうれんそうに関連した複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染に関する情報を公表(初報)
資料日付 2021年11月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は11月15日、ベビーほうれんそうに関連した複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染に関する情報を公表した(初報)。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、ベビーほうれんそうに関連した複数州にわたる腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染について調査を行うため、様々な種類のデータを収集している。
2. 疫学及び検査のデータにより、Josie’s Organics社の、容器(プラスチック製折蓋フードパック(clamshell))に入ったベビーほうれんそうが腸管出血性大腸菌に汚染され、病因となっている可能性のあることが示されている。
3. 2021年11月15日時点で、腸管出血性大腸菌O157:H7の集団感染株に感染した計10人が7州(インディアナ州、ミネソタ州他)から報告されている。発症日は2021年10月15日から10月27日までである。患者の年齢は2歳から71歳で、年齢中央値は26歳、70 %が女性である。情報の得られた8人のうち2人が入院した。死亡者の報告はない。
4. 州及び地方の公衆衛生当局は、患者が発症前の1週間に喫食した食品について聞き取り調査を行っている。聞き取り調査を受けた6人のうち5人(83 %)が、発症前の1週間にほうれんそうを喫食したと報告した。
5. ミネソタ州の当局者は、1人の患者宅から回収した残菜であるJosie’s Organics社のベビーほうれんそうの容器中に腸管出血性大腸菌O157:H7を確認した。当該ほうれんそう残菜の「賞味期限(best by)」の日付は2021年10月23日であった。全ゲノムシークエンス解析(WGS)が実施中であり、結果が得られ次第、報告される予定である。
6. CDCは、「賞味期限」の日付が2021年10月23日であるJosie’s Organics社の、容器に入ったベビーほうれんそうを喫食、販売、あるいは提供しないよう勧告する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/ecoli/2021/o157h7-11-21/index.html