食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05720140149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ホスホン酸カリウムの使用の結果生じるかんきつ類中のホセチル/ホスホン酸の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2021年11月10日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月10日、ホスホン酸カリウム(potassium phosphonates)の使用の結果生じるかんきつ類中のホセチル/ホスホン酸(fosetyl/phosphonic acid)の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2021年10月19日承認、36ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6926)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、Luxembourg Industries(Pamol)社はスペインの管理当局に対して、かんきつ類中のホセチル/ホスホン酸(ホセチル-アルミニウム(ホセチル、ホスホン酸及びそれらの塩の合計をホセチルとして表す)に対する現行のMRLを改正するよう申請書を提出した。 検討対象の作物中の、規制のための現行及び提案された残留物の定義に従ったホスホン酸カリウムの残留物を管理するのに適切な分析手法が利用可能である。EFSAは、MRLの申請を裏付ける残留物試験のうち数件の独立性に関する懸念を表明したため、リスク管理者の更なる検討のためにMRL案の三つの選択肢を提示した。 リスク評価の結果に基づき、EFSAは提案された農業生産工程管理に従ったかんきつ類へのホスホン酸カリウムの使用の結果生じる残留物の短期的及び長期的摂取が消費者の健康に対してリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。 EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg グレープフルーツ 75/100 リスク管理者の更なる検討を要す。 オレンジ 75/100 リスク管理者の更なる検討を要す。 レモン 75/100 リスク管理者の更なる検討を要す。 規制のための残留物の定義 現行:ホセチル-アルミニウム(ホセチル、ホスホン酸及びそれらの塩の合計をホセチルとして表す) 改正案(未施行):ホスホン酸及びその塩をホセチルとして表す |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6926 |