食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05680150149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、エマメクチンに関する様々な作物中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2021年8月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月30日、エマメクチン(emamectin)に関する様々な作物中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2021年8月9日承認、40ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6824)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、Syngenta France社はフランスの管理当局に対してエマメクチンに関する現行のMRLを改正するよう申請書を提出した。 申請を裏付ける提出データは、あんず、さくらんぼ、ほうれんそう及び類似の葉菜類並びに葉とハーブのハーブティーに関するMRL案を導出するのに十分であったが、梨状果に関する現行MRLの改正は必要ではない。検討対象の作物上のエマメクチンB1aの残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。 EFSAはリスク評価の結果に基づき、意図する農業生産工程管理に従ったエマメクチン安息香酸(emamectin benzoate)の使用から生じる残留物の短期及び長期摂取が消費者の健康に対してリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。MRLのレビューにおいて特定されたデータギャップに関連した不確実性に影響されるため、消費者リスク評価は目安として考えられる。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋) 品名 現行MRL mg/kg 改正MRL案 mg/kg あんず 0.02 0.05 さくらんぼ 0.01 0.04 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6824 |