食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05640250398 |
タイトル | フランス農業・食料省、植物保護製剤の代替となる植物の耐性及び成長を促す天然物質の使用を促進する法令について公表 |
資料日付 | 2021年6月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス農業・食料省は6月22日、植物保護製剤の代替となる植物の耐性及び成長を促す天然物質の使用を促進する法令について公表した。 煎剤、加圧または浸漬して得られる植物の抽出物、水肥等、植物や土壌の自然なプロセスを促進するための植物を使った様々な技術がある。これらの製品は、有機農業や低投入農業に従事する者にとって不可欠なものであり、天然由来の製品で植物の耐性を強化することができる。植物の病気への対策として使用される農薬処理を補完したり、代替したりすることができる。 農業・食品大臣が署名し、6月17日に官報に掲載された法令は、これらの伝統的又は革新的な植物由来の技術の使用を促進するための重要な一歩である。この法令では、食品や飼料に使用される植物の部分から製造されたバイオスティミュラント用の天然製剤の製造、販売、使用にあたって遵守すべき仕様が定められている。 この仕様は、2018年10月30日のEGalim法(農業・食品分野におけるバランスのとれた取引と、すべての人が利用できる健康的で持続可能な食品のための法律)が、これらの製品の幅広い多様性とその使用に伴うリスクが一般的に低いことを考慮して、これらの製品の認可のための手続きを簡素化するという原則を確立したことから、期待されていた。植物の耐性や成長を促す能力が昔から認められていることもあるこれらの製剤は、化学合成製品の使用を回避・削減することに貢献する。 政府は、2018年4月に提示された「植物保護製品、及び農薬依存度の低い農業に関する行動計画」で設定された目標を達成することを非常に重要視している。また、2020年11月10日に提示された、バイオコントロールの展開のための国家戦略の実施に全面的に取り組んでいる。この戦略は、自然のメカニズムを利用して植物を保護する方法の活用を加速し、植物保護製品の使用を削減することを目的としている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス農業・食料省 |
情報源(報道) | フランス農業・食料省 |
URL | https://agriculture.gouv.fr/alternatives-aux-phytosanitaires-un-arrete-facilite-le-recours-aux-substances-naturelles |