食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05640220149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ホスホン酸カリウムに関するレモン、ライム、葉及びハーブティー中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2021年6月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月28日、ホスホン酸カリウム(potassium phosphonates)に関するレモン、ライム、葉及びハーブティー中の現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2021年5月26日承認、40ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6673)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、Lainco等5社はギリシャ及びドイツの管理当局に対して、特定のシトラスフルーツ、葉及びハーブティー中の有効成分ホスホン酸カリウムに関する現行のMRLを改正するよう2件の申請書を提出した。 両方の申請を裏付ける提出データはレモン、ライム、マンダリン、及び葉並びにハーブティーのグループに含まれる植物に関するMRL案を導出するのに十分であった。検討対象作物中のホスホン酸カリウムの残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。 ホスホン酸に関する現行の2.25mg/kg体重/日の許容一日摂取量(ADI)を使用したリスク評価の結果に基づき、EFSAは、報告された農業生産工程管理に従ったホスホン酸カリウムの使用に起因する残留物の長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。消費者リスク評価は目安として見なす。ホセチル及びホスホン酸カリウムに関するMRLのレビューの枠組みにおいてより現実的な摂取量評価が実施される。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg レモン 75 (1)150 (2)150 ライム 75 (1)150 (2)150 (1)規制のための現行の残留物の定義 ホセチルアルミニウム(ホセチル、ホスホン酸及びそれらの塩類の合計をホセチルとして表す) (2)規制のための残留物の定義改正案 ホスホン酸及びその塩類をホスホン酸として表す |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6673 |