食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05640090108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、新規殺菌剤イプフルフェノキンの登録を提案
資料日付 2021年6月25日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は6月25日、新規殺菌剤イプフルフェノキン(ipflufenoquin)の登録を提案した。概要は以下のとおり。
 EPAは、新規有効成分であるイプフルフェノキンを登録する提案について意見募集を行っている。
イプフルフェノキンは、他の殺菌剤に耐性を有するいくつかの植物病害を管理する上で有益なツールとして役立つ可能性がある。提案されているラベル表示は、仁果類の腐敗病(scab)及びうどんこ病(powdery mildew)、並びにアーモンドの灰星病(brown rot blossom blight)、穿孔病(shot hole)、炭疽病(anthracnose)、腐敗病及びアルテルナリア斑点病(黒斑病)(alternaria leaf spot)に対するものである。
 EPA の評価には堅牢な科学的評価が含まれており、これを用いて、ヒトの健康に懸念のあるリスクを示さないと結論付けられた。生態学的リスク評価では、鳥類、ミツバチ及び陸生植物を含む、試験されたいずれの非対象生物、非リスト(すなわち、絶滅危惧種ではない)生物に懸念されるリスクがないことが示された。
 EPAは、当該登録過程の早い段階で分析を行い、緩和策を講じること等、絶滅危惧種の保護を前進させることに取り組んでいる。イプフルフェノキンについてEPAは、連邦政府の絶滅危惧種(「リストされた生物種」)及びそれらの指定重要生息地への潜在的な影響を評価した。
 EPAは、イプフルフェノキンがリストされた陸生植物と、陸生植物種との必須の関係(obligate relationship)を持つ(つまり、生存に必要である)種を除いて、リストされた種には影響を与えないと判断した。 EPAは、リストされた陸生植物及び必須の関係を持つリストされた陸生植物に対する影響の最終的な決定をまだ行っておらず、この決定を行うために追加情報を収集している。
 意見募集期間は15日間である。関連文書は以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2020-0225」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
・イプフルフェノキン ヒト健康リスク評価書(57ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://downloads.regulations.gov/EPA-HQ-OPP-2020-0225-0008/content.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-proposes-registration-new-fungicide-ipflufenoquin