食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05620140149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分1 ,4-ジメチルナフタレンに関する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2021年5月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月21日、農薬有効成分1 ,4-ジメチルナフタレン(1 ,4-dimethylnaphthalene)に関する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書(2021年4月23日承認、45ページ、doi:10.2903/j.efsa.2021.6597)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、EFSAは農薬有効成分1 ,4-ジメチルナフタレンに関する欧州レベルで現在設定されているMRLをレビューした。 植物、加工済み作物、輪作作物及び畜産物中の1 ,4-ジメチルナフタレンの存在量を評価するために、EFSAは欧州委員会規則(EU) No 188/2011の枠組みで導出された結論、及び欧州連合(EU)加盟国及び英国から報告された欧州認可(裏付けの残留物データを含む)を検討した。 利用可能なデータの評価に基づき、MRL案が導出され消費者リスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、規制の枠組みに必要な情報が不足していた。したがって、消費者リスク評価は目安として考えられ、EFSAが導出した全てのMRL案はリスク管理者によるさらなる検討を要する。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり(一部抜粋)。 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg 馬鈴薯 15 15 (1) 豚肉 - 0.03 (2) 豚(脂肪) - 0.4 (2) 残留物の定義 (1) 1 ,4-ジメチルナフタレン (2) 1 ,4-ジメチルナフタレンとその代謝物M23(遊離型及び抱合型)の合計を1 ,4-ジメチルナフタレンとして表す。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6597 |