食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05610010373
タイトル スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、カタルーニャ住民のコメ摂取における無機ヒ素へのばく露についての健康リスク評価に関する研究を発表
資料日付 2021年5月19日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は5月19日、カタルーニャ州の住民におけるコメ摂取による無機ヒ素への摂食ばく露についての健康リスク評価に関する研究を発表した。概要は以下のとおり。
1.カタルーニャ州の住民が摂食する食品の中で、コメは最も多く無機ヒ素を含むことから、ACSAは、これに由来するすべての製品における無機ヒ素の濃度を定量化し、摂食ばく露量を推定して、小児と成人に対する潜在的リスクに係る評価を完了するための研究を実施した。
2. 本調査では、コメ及びその由来品(ライスケーキ(tortitas de arroz)、コメ飲料及びコメを含む幼児用ホモジナイズド(homogeneizados infanitiles)等)からの摂食ばく露を評価している。
3. 今回の調査対象となった食品の中で、成人の無機ヒ素の摂取に最も寄与しているのは玄米である。
4. 成人(18~74歳)集団のコメおよびコメ由来品の摂取による無機ヒ素へのばく露量は0.02mg/kg体重/日と推定され、欧州食品安全機関(EFSA)が設定した参照値よりもはるかに低かった。なお、注目されるのは、最も低いBMDL01値である0.3mg/kg体重/日を超える集団はなく、6~11ヶ月の乳児が最も近い値(0.21mg/kg体重/日)となっていることである。
5. 当該研究結果は以下URLで閲覧可能。https://a.msip.securewg.jp/docview/viewer/docN13E787E3CE57a27958a1f4468f5577bb09ebbe12ec419033e47012bab7e8e69b55808b1c7e81(31ページ)
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
情報源(報道) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
URL https://acsa.gencat.cat/es/Publicacions/estudis/estudis_de_dieta_total/metalls-pesants-i-iode/exposicio-dietetica-a-arsenic-inorganic-per-consum-darros-i-productes-derivats-en-la-poblacio-catalana/