食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05570170462
タイトル カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)、プロピコナゾール(Propiconazole)に関する最大残留基準値(MRL)について意見募集
資料日付 2021年2月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)は2月11日、プロピコナゾール(Propiconazole)に関する最大残留基準値(MRL)について意見募集を行う。概要は以下のとおり。
 PMRAは、農薬原体プロピコナゾールを含有する殺菌剤Tilt 250Eの小麦への使用時期を、BBCH(開花スケール)65(開花最盛期)までの間において変更することは許容できると結論付けた。
 カナダでは、農薬の食品用途に関する登録の前に、使用指示に従って使用された場合に食品中又は食品の表面に残留すると考えられる農薬の量、及び、そのような残留農薬がヒトの健康への懸念とはならないとの判断がPMRAによって行われなければならない。その後、その量は法律で定めるMRLとなる。
 プロピコナゾールに関するMRLについてのPMRAの提案は以下のとおりである。
 小麦において現行のMRL0.09ppmを0.01ppに変更する。また、小麦ふすま及び小麦胚芽において現行のMRL0.2ppmを廃止する。廃止後は、小麦ふすま及び小麦胚芽には小麦におけるMRL0.01ppmが適用される。
 全ての入手可能なデータに関してレビューが行われた結果、提案されているMRLでプロピコナゾールの残留を網羅することが推奨される。小麦作物におけるプロピコナゾールの当該MRLでの残留は、どの集団(乳児小児、成人及び高齢者を含む)に対しても許容できないリスクとはならないと考えられる。
 意見募集は2021年4月27日まで行われる。
 米国の基準値(Tolerance)及びコーデックス委員会のMRLとの比較表(差異)や、MRLの根拠として使用されたフィールド試験及び加工データの概要が添付されている。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)
情報源(報道) カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)
URL https://www.canada.ca/en/health-canada/services/consumer-product-safety/pesticides-pest-management/public/consultations/proposed-maximum-residue-limit/2021/propiconazole/document.html