食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05560320314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、麻を含有する食品に関して急性参照用量に基づく評価を行うことを推奨する意見書を公表 |
資料日付 | 2021年2月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2月17日、麻を含有する食品に関して急性参照用量に基づく評価を行うことを推奨する意見書(2021年2月17日付け No. 006/2021)を公表した。概要は以下のとおり。 テトラヒドロカンナビノール(THC又はデルタ9-THC)は向精神性のカンナビノイドの一種で、麻を含有する食品中から検出される場合がある。テトラカンナビノールは、一定の摂取量を超えると、健康にとって望ましくない影響が出る可能性がある(気分の変動及び倦怠感など)。 このような作用の発生を回避するため、ドイツ連邦消費者健康保護・獣医学研究所(BgVV)は、2000年、種々の食品グループに関するTHCの最大含有量の指標値を推奨した。飲料では0.005mg/kg、食用油では5mg/kg、他の全ての食品では0.150mg/kgである。 2018年、BfRはこれらの指標値は科学に立脚した考え方にもはや対応していないとの結論に至った。 BfRは、麻を含有する食品に関する毒性学的評価を行う際は、これらの指標値に代えて、欧州食品安全機関(EFSA)が2015年に導出した急性参照用量(ARfD)である、1μg デルタ9-THC/kg体重に基づくべきと推奨する。 BfRは、評価される製品に関してARfDを超過する可能性があるかについては、個別のケースに応じて評価を行うことを提言する。吟味する際は、検出されたTHC濃度及び推定摂取量が役立つ。推定摂取量に関する情報は「EFSA:包括的な欧州食品摂取量データベース」から入手可能である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/343/bfr-empfiehlt-akute-referenzdosis-als-grundlage-zur-beurteilung-hanfhaltiger-lebensmittel.pdf |