食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05510410305
タイトル 欧州連合(EU)、全動物種に使用する飼料添加物としてのリジン及びグルタミン酸の鉄キレートの認可を官報で公表
資料日付 2020年12月1日
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概要(記事)  欧州連合(EU) は12月1日、全動物種に使用する飼料添加物としてのリジン及びグルタミン酸の鉄キレートの認可に関する欧州委員会施行規則(EU) 2020/1795を官報(PDF版4ページ)で公表した。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003は、動物栄養において使用する添加物の認可及びその根拠並びに手続きを規定している。
 同規則第7条の規定に従って、リジン及びグルタミン酸の鉄キレートの認可申請書が提出された。申請は、添加物カテゴリーの「栄養添加物」に分類される、全動物種に使用する飼料添加物としてのリジン及びグルタミン酸の鉄キレートの認可に関する。
 欧州食品安全機関(EFSA)は2019年7月及び2020年5月の意見書において、リジン及びグルタミン酸の鉄キレートは提案された使用条件の下で、動物の衛生及び消費者の安全性に対して有害影響を及ぼさないと結論付けた。EFSAはまた、当該添加物は眼の刺激物、皮膚及び呼吸器の感作性物質であると結論し、当該添加物の使用者に対する吸入に関するリスクを述べた。したがって、欧州委員会はヒトの健康、特に当該添加物の使用者に関して有害影響を防止するために適切な予防措置が講じられるべきであると考える。EFSAは当該添加物が他の鉄化合物と比較して、環境に対して追加的なリスクを及ぼさず、全動物種への有効な鉄の供給源であると結論付けた。EFSAは販売後のモニタリングに関する特定の要件が必要であるとは考えていない。EFSAはリファレンスラボラトリーから提出された飼料中の当該飼料添加物の分析法に関する報告書についても検証した。
 当該添加物の評価は、使用者に対する関連する予防措置を条件として、規則(EC)No 1831/2003第5条に規定されている認可の条件を満たしていることを示す。したがって、当該添加物の使用を認可すべきである。
以上の観点及び経過から、欧州委員会施行規則(EU) 2020/1795を採択する。
第1条 本付属書に規定される物質は添加物カテゴリーの「栄養添加物」及び機能グループの「微量元素化合物」に属しており、本付属書に規定される条件に従って動物栄養における添加物として認可する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32020R1795&from=EN