食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05510340399
タイトル 報道記事:シンガポール、培養鶏肉の販売を承認
資料日付 2020年12月3日
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概要(記事)  シンガポールのTHE STRAITS TIMESは12月3日、シンガポールにおいて培養鶏肉の販売が世界で初めて承認されたと報じた。
 米国カリフォルニア州のEat Just社の最高経営責任者Josh Tetrick氏は、「シンガポール規制当局がEat Just社の培養鶏肉を食品として承認したことで、まもなく製品は飲食店で消費者に提供されるようになる。」とTHE STRAITS TIMESに語った。製品が利用可能となるタイムラインについては触れなかったが、当初の価格はおそらく、プレミアムチキンを飲食店で喫食するのと同程度だが、生産が拡大するにつれて価格は下がるだろうと付け加え、コストは既に1年前の3分の1であると述べた。同社は将来、培養鶏肉がハラール認定を受ける可能性についても検討する。
 シンガポール食品庁(SFA)は前日、評価で安全であると判断されたため、Eat Just社の培養鶏肉を、培養肉であることを示すラベル表示をしてシンガポールで販売することを認可する旨を公表した。SFAの食品管理局長Tan Lee Kim博士は、「SFAは、これらの代替タンパク質製品の安全性評価を科学的にレビューし、食品安全性及び公衆衛生を保護するために専門家らに意見を求める。同様の新たな製品が市場に参入する際には監視する。」と語った。評価プロセスには、製品の製造工程や原料の毒性等の要素、及び最終製品が食品規則の基準を満たすかどうかの検討が含まれる。
地域 アジア
国・地方 シンガポール
情報源(公的機関) シンガポール食品庁(SFA)
情報源(報道) THE STRAITS TIMES(シンガポール報道)
URL https://www.straitstimes.com/singapore/environment/worlds-first-cell-cultured-chicken-likely-to-be-at-restaurants-in-singapore